この記事では
特典つきDVDがどんなときに売れなくなるのか?
そのパターンと事例をご紹介します。
具体的には
・特典付きは旬をすぎると売れない
というパターンをお伝えします。
最後まで読むと
特典付きDVDを仕入れる際の
ポイントがわかるようになります。
結論:DVDの特典には旬がある
昨今のDVDは特典がついていることが非常に多いです。
ポスター
ポーチ
アクリルスタンド
クリアファイル
などなど。
DVD本体よりも特典の価値がはるかに高いケースもあります。
もちろん特典自体がずーっと価値を持ち続ける場合もあるんですが、一定期間をすぎるとダメな場合も多いんですよ。
その典型はXX周年。
有名アーティストの場合は活動歴に合わせて
10周年記念
15周記念
というように5年もしくは10年刻みでイベントが開催されることが多いです。
その際にDVDに特典がつくのもお約束。
ただ、こういうXX周年での特典って旬があるんですよね。
そのXX周年が終わったら特典の価値は概ね下がります。
具体事例
【店舗限定特典あり】ZARD Streaming LIVE“What a beautiful memory~30th Anniversary~” [Blu-ray] (A4クリアポスター付き)
既に亡くなられているのにXX周年が続いている。
人気があったアーティストであれば、これがよくあること。
その筆頭格がZARDです。
亡くなられてから随分たちますが、依然として人気。
さて、このDVDは30周年記念のDVDです。
通常発売されたDVDとの違いは
A4クリアポスター付き
これが価値となっています。
以下のグラフはこのDVDを1年スケールでみたものです。
具体的には2022年6月~2023年6月まで。
見てわかる通り2022年の11月頃までは売れています。
が、その後は一気にうれゆきが落ちて価格も大きく下がっているんですね。
なぜこうなるのかといいますと
ZARDの30周年が2022年だったからなんですよ。
30周年記念の年に合わせて色んな宣伝がされる中で、このDVDに目がいき、
「高いけどポスターほしいな~」
と思われるから購入わけなんですよ。
逆にいえば30周年をすぎたらそこまで気にならないわけで。
ちなみにこのDVDは特典なしの通常盤は年中売れています。
ということはDVD本体は価値はあるんだけれども、特典の価値が大きく下がった。
そんなふうに考えることができるでしょう。
まとめ
DVDに付属する特典には大きな価値があります。
ただしDVDそのものの価値は下がらなくとも、特典の価値は時間がたつと下がる傾向にあるんですね。
特にXX周年という記念DVDの場合はその傾向が顕著。
単に過去データだけを見て仕入れるのではなく、価値の変化を意識しましょう。
今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。
せどりはリサーチ力がすべてですから。