この記事ではニッチなイベントで雑誌が
売れるパターンとその事例をご紹介します。
具体的には
・展覧会で雑誌のニーズが高まる
というパターンをお伝えします。
最後まで読むと
展覧会のニュースをみた瞬間に
売れる雑誌がわかるようになります。
結論:展覧会で雑誌は売れる
自分はDVDメインで雑誌とCDのせどりをたしなんでおります^^
この中でDVDと雑誌は非常に相性がいいんですね。
どちらかを実践された経験があれば、もう一方は比較的カンタンにマスターできます。
それはなぜかというと、
売れるパターンが似ているから。
抽象度を上げたパターンで言いますと、
なにかのイベントが起きたら、商品が売れる
といったケースが多いんですよ。
いわゆる流行りに敏感ということですね。
DVDの場合はイベントといいますと
映画公開
ドラマ放送
コンサート
などがその典型となります。
では、雑誌の場合はなにか?
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
例えば、展覧会です。
DVDの場合は、コンサートに行く前に、過去のライブが収められた映像を見て、気分を盛り上げる。
雑誌の場合は、展覧会に行く前に予備知識を得た上で見に行くわけです。
展覧会というのはそもそもですよ
展示内容に関するバックグラウンド情報を知ってるほど、より楽しめる。
これは概ねご理解いただけるでしょう。
その場合に文字情報で知識を入れる方が一定数いらっしゃいます。
つまり、雑誌です。
具体事例
これは【クリスチャン・ディオール】特集。
クリスチャン・ディオールはご存知と思います。
ファッションブランドです。
名前を言えば誰でも知っているレベル。
そして、こういう超有名なブランドにフォーカスした展覧会は時々開催されています。
もちろんそのブランドの大ファンの方なら出向くことでしょう。
そして、クリスチャン・ディオールの展覧会は
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ
2022年12月21日(水)- 2023年5月28日(日)
として開催されていました。
開催場所は東京都現代美術館。
東京はこういう展覧会に行かれる方も多そうですね。
そして、
この展覧会に行かれる方が予習として雑誌を購入された。
その結果、需要が供給を上回り、価格が高騰した。
というロジックです。
芸術新潮という雑誌は発行部数は知りませんが、ちょっと売れたからといって増刷するほどの規模感で運営しているとは思えません。
最近は雑誌の増刷も昔に比べて行われるようにはなっています。ですが、このような芸術というジャンルでは、まずありません。
といった意味で、この雑誌はチェックしておくべき雑誌ですね。
展覧会といったら、この雑誌で特集されることが多いので。
あ、ちなみにこの雑誌で今回たまたまクリスチャン・ディオールが特集されたんじゃありませんよ。
展覧会の開催に合わせて特集されたことは明白。
なぜなら、過去に類似の事例がありましたから。
アマゾンのレビューに以下の記載があります。
「芸術新潮」少し前、ココ・シャネルの特集・・・レビューしています・・を組んでいましたが今回は「クリスチャン・ディオール」の特集をしています。
具体的な号はこちらです。
この号の発売日は2022/7/25。
そして、
ガブリエル・シャネル展― Manifeste de mode
2022年6月18日(土)~2022年9月25日(日)
として開催されていました。
展覧会の開催期間に雑誌が販売されています。
どう考えても偶然なはずがなく。
ちなみにココ・シャネルの時はこのDVDが大人気でしたよ。
というわけで、展覧会というイベントで
雑誌が売れる理由
派生してDVDが売れるケース
を解説しました。
なお、当たり前の話を最後にしますね。
展覧会が終わったら、雑誌もDVDも途端に売れなくなりますよ。心が動いた理由が展覧会なんですから、終わったら心は動きません。
解説されれば当たり前にわかる話。
ですが、せどりの過去データだけ見ているとわからないわけで。
要注意です。
まとめ
展覧会があると関連雑誌が売れます。
もちろんその雑誌は展覧会に合わせて、特集を組むわけなんですね。雑誌を作る側も売れる可能性が高いとわかっているわけです。
そして予想以上に雑誌が売れてしまった場合に増刷されないことが多いんですよ。
そういう状態になったら、事前にチェックしておいた雑誌を中古で仕入れる。
価格が上がったことをせどりツールなどで知ったときに仕入れるのではありません。
展覧会の開催ニュースを知った時点で、目鼻をつけておくんですよ。
それがリサーチ。
今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。
せどりはリサーチ力がすべてですから。