雑誌は想定外のユーザーにも売れる

この記事では雑誌で売れる理由がわかりにくい
パターンとその事例をご紹介します。

具体的には

・通常の販売ターゲット以外に売れる

というパターンをお伝えします。

最後まで読むと

アマゾンのレビュー以外に、より詳細に
雑誌が売れる理由を調べる具体的な方法

もわかるようになります。

結論:雑誌は意外なユーザーも購入する

雑誌は

男性アイドル
女性
ギター
洋楽

など色んなジャンル向けに販売されています。

つまり雑多なものを扱ってるわけではなく、明確に販売ターゲットがいます。
その販売ターゲットが興味関心をもつ記事を掲載することが非常に大事。

 

ですが、元々雑誌がターゲットとしていた販売層以外の需要を掘り起こしているケースもあるんですね。

そのパターンの場合、特定号が高値になっている理由を解明することが困難になります。
なぜなら普通は雑誌のターゲット層を想定して売れる理由を調査するんですが、全然違うターゲットのニーズは想定しずらいからです。

 

「ま、売れればなんだっていいんだよ。」

という考え方もあるでしょう。

 

ですが、売れる理由がわかっていると、需要の普遍性を判別できるんですね。
そうすると一時的に価格が下がっていても、今後上がる可能性もありうると考えれるようになります。

そういった意味で、雑誌においても売れる理由は明確に把握することが重要なんですよ。

具体事例

建築知識2020年9月号

これは建築に関する専門誌。

この雑誌が想定してる読者層は

建築の仕事をされている方

でしょう。

 

そして、この号のウリは「建築実務者の方向けに建築関連で使われる用語を完全解説」です。

が、実はこの号だけは建築実務者向けにヒットしたわけではありません。

 

誰にヒットしたかといいますと、

クリエーター

なんですよ。

 

具体的には

小説家
マンガ家

など。

商業ベースの方もそうですし、同人作家の方にも当てはまります。

 

なぜそのようなジャンルの方にウケたのか?

例えば小説でかんがえるとわかりやすいでしょう。

小説はすべて文字で説明がされます。
ま、当たり前ですが。

としたときに、部屋の外観を説明する文章って出てきたりしますよね?
例えばミステリー小説とか。

そんなときに「あれ」とか「これ」とか書いて読者の方がわかるはずもなく。
正しい用語を使う必要があります。

そんなときにこの雑誌があれば、正確な用語がわかります。
ちなみにマンガの場合は、家の中などの背景を書くときに絵の参考に使うことも考えられますね。

 

ここまでの説明は下記のレビューを見れば一目瞭然。

口で説明するには難しい「あの部分」や「あのパーツ」の名称や場所が的確にわかります。
創作活動をしている方々にとって難題である「あの部分なんだっけ?」や「あの場所ってどうなってたっけ?」と言うような、建物のパーツの説明がイラストつきでとてもわかりやすく解説してあり、文字書きさんや絵師さん達には是非ともお勧めしたい!
和洋共に掲載してあるので、困った時用にとりあえず一冊手元にあると安心できると思います。

 

ただ、このレビューだけしかないので、

「本当にそうかな?」

と思われたら、SNSで検索するのがいいですよ。

具体的にはtwitter。

twitterで、建築知識2020年9月号 で検索すると、例えば以下がヒットします。

レビューに合致したズバリの内容ですね。

以上からおわかりのように

・レビューをきちんと読む
・SNSで深掘りする

を実践すれば、売れる理由は必ずわかります。

 

ちなみにこの雑誌は価格が上がったり下がったりしています。

が、全然売れないというときはないんですね。

その理由は需要が普遍的だからなんですよ。

まとめ

雑誌は通常のターゲット以外の方に人気となって売れるケースがあります。

その場合は売れる理由というのは、頭だけで想像していてもわからないんですね。

基本に立ち返ってレビューを読む。
さらにSNSで深掘りする。

そんなリサーチをすれば必ず売れる理由はわかります。

 

売れる理由がわかれば、その雑誌が普遍的な価値があるかが判別可能になるんですよ。

どんな面倒でも売れる理由は必ず調べましょう。

その作業をすることで、鉄板商品を見極めれるようになり、より仕入れが楽になりますから。

 

今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。

せどりはリサーチ力がすべてですから。

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