この記事ではエロではない写真集が売れるパターンとその事例をご紹介します。
具体的には
・アーティストの写真集は売れる
というパターンをお伝えします。
最後まで読むと
どんなアーティストのどんな写真集が売れるのか?
それが具体的にわかるようになります。
結論:アーティストの写真集は昔の写真で売れる
売れる写真集といえば、エロ
これを真っ向から否定される方は、せどらーにはいないでしょう。
あとはアイドル。
ま、どちらも目で見て楽しむという意味では理解可能な範囲。
いわゆるアーティストと呼ばれるようなバンドとかミュージシャン。目で楽しむって想像しずらいと思うんですよね。
普通は音があってこその価値ですから。
目で楽しむなら演奏映像のあるDVDと考えがちです。
ですが、実は
・幅広い層に人気がある
・昔から活躍されている
・ファンの方は熱狂的
この条件に合致するアーティストの方の写真集には、地味に売れるものがあります。
その売れる理由というのは、いくつかパターンがあります。
最もよくあるパターンは【昔の写真】。
今の姿というのは今発売されてる雑誌などを見ればわかります。
が、過去の姿って雑誌にはあまり掲載されません。
ま、雑誌は旬な話題をのせるものですから、当たり前の話。
どんなものでもそうですが、最近知ったものって昔のものが気になるんですよ。
例えば、最近たまたまみた映画が面白かった。
で、過去作があると知ったので、過去作も見ようかなと。
そういう心理ってわかりますよね?
アーティストの場合も最近聴いた音楽がよくて、過去作も聴く。
そしてどんどんファン度合いが上がっていきます。
あらゆることが気になってくるわけです。
いきつくところは写真集。
今の雰囲気はすぐわかるわけです。
でも、昔の雰囲気を知りたいんですよ。
しかもDVDなどに収められていないような姿を。
熱狂的に興味が湧いたのなら、どんな小さなことでも知りたいんですね。
具体事例
スピッツです。
日本人で彼らの音楽を一度も聴いたことがない方は皆無。
そう断言していいくらいのバンド。
単なるロックバンドというよりアーティスト。
歌詞
メロディ
アルバムのジャケットワーク
どれをとっても普遍性があり、常に旬。
一定層にファンが偏ることもなく、常に新規のファンを獲得されているはず。
そのスピッツが出した最初の写真集。
というか、そもそもスピッツの写真集は多くありません。あとは30周年で発売した「ロックンロールの微熱」位です。
なので、スピッツの写真集なら今回の商品ほぼ一択。
ということで、ファンの方で写真集を見たい場合は、自然とこの商品を購入されます。
しかし、この商品はホントに写真しかのってません。
インタビューなどは一切なし。
超熱狂的な方以外は購入されないでしょう。
例えばアマゾンのカスタマーレビューにこんな記載があります。
ライブやツアーの撮影写真がただ並んでるだけの写真集
一回見たらもうリピートする気になりませんね
大体ライブやツアーを静止画で見て何の意味があるのか
しかもメンバーのコメントとかそういうのも一切ないし
見てるこっちが感想の言葉もなくはかないよ
これに5000円近くってボッタクリとしか思えん
僕は写真集なんて普段全然買わないから
常識が足りないだけかもしれないけど
こんなのを買う金があるならアルバムやDVDを買った方がいいよ!
ま、普通のファンの方ならこう思われるはず。
ただ、熱狂的な方ならこうです。
これまでずっと、スピッツの楽曲と草野さんの詩の世界に慰められ励まされてきました。
草野さんの書く詩が好きで、『詩人として天才だ』といつも思っていました。
それを曲にして、演奏するスピッツも大好きです。
今回初めて写真集が発売されたことを知り、アイドルオタクでもないのに購入してしまいました。
全編スピッツの歴史の軌跡、音のないスピッツの世界は、彼らの内面を映し出してるようでした。
大切にしたくて、地味なペーパーでカバーをし、本棚にそっと置きました。
疲れた時、自分を見失いそうになった時、静かにページを開くと、ほっとして不思議なくらい元気になれます。
この商品は人によって価値が全然真逆。
そして令和の今購入される方が感じてるのは、こちらでしょう。
若い時からの彼等を、残してくれてありがとう!素直にそう思いました。
ちなみに以下のサイトのレビューの方が、この商品を購入される方の気持ちとしてはより的を得ているはず。
⇒ 読書メーター
この商品は2012/4/18発売。
当時でも昔のスピッツが見れる貴重な写真集。
令和の今ならば、より一層貴重でしょうね。
特に最近知った熱心なファンの方であるなら。
まとめ
昔から活躍されており、幅広い層に熱狂的なファンがいる。
そんなアーティストの写真集は、コンスタントに人気があります。
特に人気があるのは、昔の姿が収められた写真集。
なぜなら、今は見れないものだから。
ファンはリアルタイムで経験できなかった時代のことを知りたいものです。
そんな熱狂的なファンがいきつく先は、写真集。
今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。
せどりはリサーチ力がすべてですから。