この記事では雑誌が特集している記事とは
違うところで売れるパターンとその事例をご紹介します。
具体的には
・この雑誌でしか読めないから売れる
というパターンをお伝えします。
最後まで読むと
アマゾンのカスタマーレビュー以外で
売れる理由を把握するためのポイント
がわかるようになります。
結論:その雑誌でしか読めないから売れる
雑誌ではその号でメインとなる特集記事が必ずあります。
例えば小説がテレビドラマ化されるので、その小説に絡んだ特集をする。
ドラマ
小説
雑誌
というメディア総出で盛り上げていく。
これをメディアミックス戦略といいます。
割とよく見ますね。
ただし、そういう全面に押し出した企画ではなく、その雑誌の性質からいくと普通に掲載したものが、結果的に爆発的人気が出ている。
そういうケースは時々見受けられます。
例えば、その雑誌でしか読めない小説ですね。
具体事例
城塚翡翠シリーズを特集したものです。
城塚翡翠シリーズという小説があって
2022年にテレビドラマ化されました。
そのドラマに合わせた特集記事がこの号のメインです。
カスタマーレビューは1件だけ。
清原果耶ちゃんが表紙なので購入しました。カラーでのインタビューページもあり相沢さんの短編小説も読めて満足しています。
これだけを見ると
城塚翡翠シリーズのテレビドラマで主演を努めた清原果耶のファンだから
城塚翡翠シリーズを書かれた相沢沙呼さんの短編小説が読めるから
という理由が思い浮かぶでしょう。
城塚翡翠シリーズの小説は今でも人気
テレビドラマはDVD化済み
ということを踏まえると
城塚翡翠シリーズを小説やドラマで最近知った方の中で、よりマニアックな情報を求めるという意味でこの雑誌を購入されている。
という推論は成り立ちます。
実際そういうパターンは少なからずあるはず。
ですが、、、、
ホントにそれだけなのか?
そう思えることがあるんですよ。
せどりツールで過去の売れ行きをみると
・3000円台で売れている
・売れている頻度が高い
ということがわかります。
城塚翡翠シリーズをマニアックに突き詰めたい方がそんな多いのか?
と思うわけなんですよ。
とすると、実はもう1つ全然違う理由があるんじゃないかと思いました。
この雑誌にしか書かれていない非常に重大な何か。
見つけ方はカンタン。
「小説現代 2022年 10 月号」
このキーワードでgoogleもしくはtwtter検索するだけ。
そうするとこの情報にいきつくでしょう。
誰もが同じことを書いています。
「汝、星のごとく」のスピンオフ「春に翔ぶ」を読みたくて。
これが何を意味するかを解説しますね。
人気作家である凪良ゆうさんが書かれた
「汝、星のごとく」という小説があります。
第168回 直木賞候補になったり、
2023年 本屋大賞を受賞されました。
つまり、人気作。
売れてるということです。
そして、この「汝、星のごとく」に出てくる高校教師の北原先生にスポットを当てたスピンオプ小説として「春に翔ぶ」という作品があります。
それは本にはなっておらず、今回の雑誌にしか掲載されていない。なので、この雑誌を購入したというわけです。
それならば、人によっては、この雑誌に3000円出す方もいらっしゃるでしょう。
というわけで、「汝、星のごとく」が売れてる間はこの雑誌は売れます。
また、城塚翡翠シリーズが人気の間も売れる可能性はあります。ただし、こちらのニーズはマイナーなので今ほどの売れ行きはキープできないでしょう。
まとめ
雑誌が売れる理由は概ねカスタマーレビューに記載されています。ただし、必ずしもカスタマーレビューだけですべてがわかるとは限りません。
売れる理由と売れ行きに違和感があったら、より詳細に調べましょう。
そのやり方としては、雑誌の名前などをキーワードとして、
・google検索
・twitter検索
をする。
それでわかります。
売れる理由がわかれば、その雑誌がいつまで売れ続けるのかを判断できます。
なんとなく高値だから仕入れるというパターンだとある日突然売れなくなりますよ。
今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。
せどりはリサーチ力がすべてですから。