この記事では特集記事で売れるパターンとその事例をご紹介します。
具体的には
・アーティストの特集記事で売れる
というパターンをお伝えします。
最後まで読むと
アーティストの特集記事はどんなものが人気か
その特徴がわかり売れる高値の雑誌を見つけられるようになります。
結論:マニアックな記事が人気
どんな雑誌でも毎号なにかの特集記事は組まれます。
例えばロッキング・オン・ジャパンのような音楽系の雑誌であれば、アルバムの発売に合わせて表紙になり、インタビュー記事が掲載されるわけです。
ただ、活動年が長いアーティストの場合はそんな新しい話って出てこないんですよ。
もちろん最新のアルバムに関する話題は盛り込まれます。ですが、昔の話はこれまでどこかで目にした内容。
使い古されたような話って熱心なファンからすると、そんな興味が惹かれないわけで。
ファンが興味があるのは、これまでどの雑誌でも見聞きしたことがない内容。
ほんの数ページの記事であっても、ピンポイントで読みたくて雑誌を購入されるわけです。
具体事例
Pen (ペン) 2017年 9/1号 [1冊まるごと、桑田佳祐。]
大御所中の大御所。
サザンオールスターズ 桑田佳祐さんの特集です。
「いまさら新しい話ってあるの?」
と誰もが思う位に何十年も前から活動されていらっしゃいます。
が、実はそんな活動歴の長い方でもまだネタはあったようです。
この雑誌で初めて出されたネタは以下でしょう。
・秘蔵レコード22選
あとは人気があった記事は以下かなと。
・青学サークル仲間との写真
・スタッフインタビュー
この辺は音楽雑誌ではあまり出てきそうにないですね。
ま、雑誌そのものは読んでいませんので、全てカスタマーレビューからの考察です^^;
具体的に上記ポイントがわかるレビューを抜粋しますね。
そんな中でも、目を惹いたのは、普段紹介されない彼の秘蔵レコード22選一覧と、中沢新一氏の考察記事といったところ。あと本誌55p掲載の77年当時の撮影されたショットはまだ二十歳そこそこのデビュー前の桑田佳祐を見ることが出来て貴重なだけでなく、
初々しく、何処か可愛い。
ファンでなければ正直どうでもいい記事。
ですが、ファンから見ると
「どうしても読んでみたい!!」
そんな記事です。
つまりこの雑誌が売れる理由はなんなのかを一言でお伝えすると、
マニアック
これに尽きます。
カスタマーレビューではこう表現されています。
桑田に影響を与えたレコード盤の紹介も面白かった。結構渋いチョイスですかね。桑田ファン必見の内容だと思います。
「渋いチョイス」
マニアックと同義ですね。
ちなみになんですが、ファンにだけ響くマニアックな記事というのは意外と普段掲載される雑誌では見受けられないんですよ。
つまり、音楽系の場合は音楽系雑誌では見うけられないわけで。
こちらの雑誌解説記事と比較すると今回の解説はより深く理解できます。
今回ご紹介した雑誌と同じく桑田さんが表紙。インタビューも掲載されています。
ですが、桑田さんの記事が理由では高値ではありません。
そして、今回ご紹介した雑誌はあきらかに桑田さんが理由で高値。
このPenという雑誌はそもそも音楽専門の雑誌ではないんですね。
そういう雑誌のほうが普段音楽雑誌で取り上げられない内容が掲載されがちです。
なぜなら、音楽専門雑誌と同じことを掲載してあるなら、普段からなじみのある音楽専門雑誌を購入されるわけですから。
ここはかなり重要です。
普段掲載されない雑誌に掲載されている場合は高値になる傾向がある。
そう覚えておきましょう。
まとめ
ファンが購入される雑誌で高値になるのは、普段見聞きできない内容が掲載されている場合です。
その傾向が顕著になるのは、普段掲載されない雑誌に掲載されている場合。
例えば、音楽系雑誌に普段掲載されているアーティストなら、カルチャー全般を扱う雑誌で特集されるとか。
雑誌はファン向けにマニアックに突き詰めた内容が高値になりますよ。
今回の解説記事を元にリサーチ力を上げて
より簡単に仕入れできるようになってくださいね。
せどりはリサーチ力がすべてですから。